辛いアレルギー症状!原因となる物質は?

2019年09月10日

季節の変わり目でもないのに、くしゃみや鼻水、咳などの症状が止まらなくて困っている方が最近増えています。
その他にも、皮膚のかゆみなどの症状も、アレルギー症状として近年は良く知られています。
まずは、自分のアレルギーの原因物質や程度などを知らなくては、対処ができません。

アレルギーの原因となる物質の中で近年有名なものとして、食物や花粉といったものが挙げられます。
季節の変わり目になるとくしゃみや目のかゆみが起こるので、自分でも分かりやすいという方も多いでしょう。
また、小麦や卵といった食品を食べると体がかゆくなるといった症状を自覚する方も近年多くなっている傾向にあります。
このように分かりやすい物質や自覚しやすい症状であれば、すぐに対処が可能です。
市販薬でも、花粉症の薬などがたくさん販売されています。

しかし、風邪でもなく、何故だか分からないけれども、皮膚のかゆみやくしゃみや咳などの症状がある場合には、アレルギー症状を疑ってみる必要があります。
先ほど挙げたような食物や花粉といった良く知られているもの以外が原因となっている可能性があるからです。
その場合は、病院で検査をしなければ分かりません。

症状を放っておくと、慢性化して重症化する危険性や、難治化する危険性にも繋がってしまうかもしれません。
その他にも、近年良く知られるようになったものとして、アナフィラキシーショックがあります。
アナフィラキシーショックは生命の危険に繋がるものですが、すぐに症状が出るものもあれば、アレルゲンを長く摂取したり、接触し続けることでも起こり得ます。
症状が出る期間や物質などは人によって異なりますので、詳しい検査が必要です。
検査の結果自分のアレルゲンが分かれば、医師の指導の下で治療を行っていくことになります。

また、医師の治療の他にも、自分でアレルゲンを回避することも必要です。
例えば、ハウスダストが原因であれば寝具を中心にこまめな掃除が大切です。
また、食物が原因なのであれば、原材料に注意して食品を選んだり、栄養が偏らないように代替のものを摂ることが大切です。

原因を調べるアレルギー検査の方法

アレルギー疾患の治療はまず、症状を抑えることと、症状を起こさせないことが基本のポイントです。
そのためには、自分にどのようなアレルギーがあるのかを知っておくことが必要不可欠です。
アレルゲンを回避することによって、慢性化したり、難治化することを防がなくてはいけません。

原因を調べるアレルギー検査の主な方法には、血液検査とパッチテストが挙げられます。
原因物質によって適した検査方法があるので、複数のアレルゲンが考えられる場合には両方検査する場合もあります。
もし原因物質が既に分かっている場合には、どちらか一方だけの検査の可能性もあります。

血液検査の方法としては、採血によってIg-Eの量を調べることでアレルギーの程度が分かります。
血液検査による採血の結果から、食物や花粉、ハウスダストといった、代表的なアレルゲンの検査が可能です。
アレルゲンが分からない場合には非特異的Ig-E検査を行い、複数の項目が結果として表示されます。
自分のアレルゲンがある程度特定されている場合には、特異的Ig-E検査を行います。
Ig-E値が高い項目があれば、それがアレルゲンということになります。

パッチテストは、原因となるアレルゲンを複数推定してから開始します。
パッチテスト用のシートに少量塗布し、腕や背中などの目立たないところに貼り付け、数時間~数日後に症状が出ていないかを確認します。
症状が出ていれば、アレルゲンだと分かります。

パッチテストは、金属アレルギーの検査の手法として多く用いられています。
最初は金属アレルギーでなくても、長い期間身に着けているうちにアレルゲンとなってしまう可能性があります。
アクセサリーなど身に着けるものだけでなく、歯科治療に用いられる金属が原因物質となってしまったという例もあります。

アレルギー検査の結果を受けて、症状を抑え、そして症状を起こさせないように、医師の指導の下で定期的な治療を行っていきます。
特に食物などのアレルギーは治療が長期化したりする可能性もありますが、決して自己判断で治療をやめたりしてはいけません。
食物を除去する程度や期間などは、必ず医師の判断が必要です。