オロパタジンを含む薬の効果と服用方法

2019年05月14日
薬を飲む女性

アレルギー性の疾患の治療で多く用いられるのはオロパタジンを含む薬です。
オロパタジンを含む薬は、成人だけでなく子どもにも投与されています。
さまざまなアレルギー疾患の治療に効果を発揮する薬です。
オロパタジンを含む薬を服用すると、体内でヒスタミンなどが産生されるのを抑えたり、鼻・皮膚に出てくるアレルギーの症状を改善させたりする効果が期待できます。

アレルギーというと花粉などを思い浮かべる人が多いですが、オロパタジンを含む薬は鼻のアレルギーだけでなく、じんましん・皮膚の疾患でかゆみが出ているときにも用いることが可能です。
かゆみに対しては塗り薬を使用することが多いですが、オロパタジンを含む薬のような飲み薬でも効果があります。
1回1錠・1日2回という少量で済むため、負担は小さいです。

成人と子どもで服用する量が異なる薬も多いですが、オロパタジンを含む薬の場合は成人でも子どもでも1回1錠・1日2回となっています。
ただし、具体的な服用量については医師の指示に従うのが原則なので、たとえば子どもの場合は少量にすることを指示された場合は減らさなければなりません。
自分の判断で服用量を変えてしまうと、治療の効果が出にくくなったり副作用が出たりするため注意が必要です。

アレルギー疾患の治療が完全に終わったかどうかは、患者自身が正確に判断できるものではありません。
オロパタジンを含む薬を飲んでいて、じんましん・かゆみなどが治まったと思っても、実際には一時的に治まっただけという可能性があります。
途中で薬の服用をやめてしまうと、再び症状が出やすいため注意しなければなりません。
服用する量の問題と合わせて、いつまで服用するかについても医師の判断に従います。

朝に服用するのを忘れてしまった場合、昼頃までであれば服用しても問題ありません。
しかし夕方になってしまったときは、朝の分を飲まずに晩の1回だけ飲みます。
まとめて2錠を飲むことは厳禁です。

高齢者は注意が必要?オロパタジンの副作用

アレルギー疾患の治療に高い効果を発揮するオロパタジンも、絶対に安全とは言い切れないことに注意しなければなりません。
あらゆる薬に共通することですが、オロパタジンの場合も副作用のリスクがあるのです。
どのような副作用が出やすいのかを知っておかないと、副作用が出てしまったときの対処が遅れてしまいます。
とりわけ注意が必要なのは高齢者がオロパタジンを服用する場合です。
高齢者は若者と比べて体力が衰えているため、さまざまな薬の副作用が出やすいといえます。

もっとも多く見られる副作用は突然の睡魔に襲われることです。
オロパタジンを含む薬を服用したときは、自動車の運転などを絶対に避けなければなりません。
徐々に眠くなるのではなく急に意識がなくなるような状態になるため、事故につながる危険が極めて大きいです。

高齢者に副作用が出やすい理由は、若い世代と比べて生理機能が低下していることにあります。
生理機能が低下した状態になると、副作用などが起こりやすくなるのです。
健康を維持できている若者でも副作用のリスクを伴うのが薬の怖いところだといえます。
副作用が出やすい高齢者の場合は、副作用が必ず出るという気持ちで服用することが大切です。

とりわけ高齢者の場合、薬を飲むときに少量の水しか飲まない人がいます。
しかし薬の効果を最大限に引き出すためには十分な量の水が必要です。
水の量が足りていないと、のどの段階で薬が引っかかってしまい、治療に欠かせない成分が体内に吸収されなくなってしまいます。
せっかくアレルギー疾患に役立つオロパタジンを服用しても、途中で止まってしまうのでは意味がありません。
のどの炎症につながるリスクもあるので、水の量は多めを心がけます。